ライフライン21
がんの先進医療
2024 Jul.vol.54

2024年7月30日発行

定価1234円（税込）

表紙絵
南雲稔也

がん治療と医療機器

進化を続ける放射線治療機器
サイバーナイフ、ガンマナイフ、トモセラピー、トゥルービーム、ノバリス、ＶＥＲＯ–４ＤＲＴ
　取材・文●柄川昭彦
（医療ジャーナリスト）

メタトロン（ＮＬＳ機器）量子波動機器
　藤沼秀光
（藤沼医院 院長）

近年のがん治療におけるハイパーサーミアの役割と有効性
山本ビニター社製の「サーモトロン–ＲＦ８」
　成定宏之
（社会医療法人北斗 北斗病院）

遠隔転移を伴う進行がん症例に対する化学療法＋ハイパーサーミア併用療法の効果
　山本竜義
（国家公務員共済組合連合会東海病院外科　メドック健康クリニック）

炭素遠赤外線共鳴波が深達して増幅　フジカ「スマーティ」の活用による恩恵
　川島　亨
（統合医療ライフクリニック院長）

還元電子治療の有用性
還元電子治療を駆使し、改善ではなく「治癒」を追求
　堀口　裕
（医療法人社団健翔会　堀口医院理事長兼院長）

毛髪クリニック リーブ21
薬物療法時の脱毛を抑制する、頭皮冷却装置「 セルガード 」
　写真・資料提供●株式会社毛髪クリニックリーブ21
　　　　取材・文●編集部

医療機関との症例試験や大学との共同研究を実施
―ヘリックスジャパンの水素ガス吸入機「ハイセルベーター」
　写真・資料提供●株式会社ヘリックスジャパン
　　　　取材・文●河口 豪　 フリーライター

昭和大学病院腫瘍内科が4月26日（金）記者会見
「第５のがん治療法の確立を目指して」
～再生医療（間葉系幹細胞）を用いた医師主導治験～　Ｋ–ＴＡＩＬ–２０４試験
取材協力● 昭和大学医学部内科学講座 腫瘍内科学部門
　　　　　 昭和大学臨床薬理研究所 臨床腫瘍診断学部門
写真・資料提供● 昭和大学医学部内科学講座 腫瘍内科学部門
取材・文●編集部

固形がんなら再発したがんも治す画期的な放射線療法
増感放射線療法「コータック（KORTUC）」の威力
—薬事承認に向けて本格始動—
患者さんは無論のこと、「医療財政を救うために」KORTUCの普及を目指す
小川恭弘氏　高知大学名誉院長　兵庫県立加古川医療センター名誉院長
齋藤アンネ優子氏　順天堂大学医学部附属浦安病院放射線科准教授


全身の様々な不調を緩和し、改善させる「小波津式神経筋無痛療法」
痛みを与えない施術で、トップアスリートや難治疾患を抱える患者をサポート
取材協力●医療法人社団広進会 渋谷サクラステージクリニック
　　　　　小波津祐一　株式会社小波津式神経筋無痛療法研究会代表
　　　　　佐藤佳代子　合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所代表
取材・文●宮西ナオ子　フリーライター

中部国際医療センター プレスセミナー　進化する薬物療法と放射線治療
変わる肺がん治療　患者の新たな選択肢
～保険適用となった陽子線治療と日進月歩の薬物療法～
講演　樋田豊明　中部国際医療センター肺がん治療センター長

がん患者の想いを言葉とアートで伝えるコンテスト
『リリー・オンコロジー・オン・キャンバス　がんと生きる、わたしの物語。』最優秀賞受賞作品発表
　絵画部門：三村 麻子（みむら まこ）さん
　写真部門：青木 朱那（あおき あやな）さん
絵手紙部門：谷口 佳江（たにぐち よしえ）さん

医療ルネッサンス　第54回
日本は米国を20年遅れで追いかけている―紅麹問題は、日本社会のあり方を考える好機である
上 昌広（特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医）

岡本友好（東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長）の辛口トーク　第41回
―大学病院は「プラチナ」になれるか？―

いのちのエネルギーを高める
帯津良一のホリスティック医学講座　第22回
遥かなり、楊名時先生
帯津良一（帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問）

がん薬物療法による副作用のケアとコツ　第33回
～免疫チェックポイント阻害薬の副作用に対する対応のポイント～
村上晴泰（静岡県立静岡がんセンター 新規治療開発科部長／化学療法センター長／呼吸器内科医長）
麻生咲子（静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師）

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第９回　乳がんを地域で支える乳がんネットワークという考え方 ―乳腺クリニックを上手に活用しよう―
土井卓子（医療法人湘和会湘南記念病院 乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授）

リンパ浮腫の治療とケア　第40回
―リンパ浮腫を慈しみ、支える―
佐藤佳代子（合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表）

患者さんに寄り添う医療とは？
患者さんとの相思相愛の医療であり、「医師の情」がカギである
水上　治（健康増進クリニック院長）

自家がんワクチンの臨床開発
―自由診療からの出発―
大野忠夫（セルメディシン株式会社代表取締役社長）

私のがん体験（大腸がん）
大腸がんで２度の手術。通院するたびに、命への感謝と、人間の生命の尊厳を感じています
小寺幹彦（会社役員　73歳）

『胃を切った人の情報紙 ALPHA CLUB』
第465号を発行

がん遺族会・青空の会（椚 計子・中野貞彦共同代表）
『青空の会のつどい』No.122発行
〈2024年度総会と第118回青空の会のつどいの案内〉

静岡県立静岡がんセンターの山口建名誉総長が公益財団法人高松宮癌研究基金の理事長に就任

Craif株式会社が、がん経験者７００名に「がんに対する意識調査」を実施

神奈川県が、がん患者の道しるべ「防がんＭＡＰ神奈川県版」を作成

Craif株式会社、がん研究会有明病院との乳がんに関する共同研究成果を第１２４回日本外科学会定期学術集会にて発表

富士通株式会社 がんのタイプ分けなどのゲノム医療分野の課題を世界最高精度で解く、説明可能なＡＩ技術を開発

小田原城址公園内、あじさい・花菖蒲園

　梅雨明けには、まだ間があるものの、久しぶりに青空が見られた6月の24日、小田原城址公園を訪れました。この時期に私たちの目を和ませてくれる花といえばあじさいと花菖蒲。小田原城址公園は桜の名所としても知られていますが、毎年梅雨時には多くの人々が、公園内に植えられたあじさいと花菖蒲を見に来るのです。この日も、花菖蒲園を巡りながら、その周りの斜面に植えられた色とりどりのあじさいを愛でる人の姿がありました。

文●後藤充子　撮影●編集部

マスメディア役立ち情報 第32回
患者目線の治療環境を整備
中島由紀　フリーライター

人はなぜ戦争をするのか
何のために戦争をするのか
捌きを攻撃につなげるカマキリの戦法
「俺たちの本当の敵は、このカマキリではない。あのクソガキなのだ‼️」
基 佐江里　フリーライター

医療の小窓　第10回
お茶の効能
嶌本里緒　フリーライター

ひといき。
〜かざぐるま〜
文・絵　 基 蕗子

［常設］
全国がん患者の会一覧

粒子線（重粒子線・陽子線）治療全施設一覧

新刊・既刊 患者図書館の本棚

バックナンバーの案内