編集後記

▶今号VOL.55は大幅に遅れて刊行することになってしまいました。申し訳ございません。

▶巻頭グラビアでは「神奈川県版 防がんMAP」を取り上げ、特集では「医療法人 徳洲会 徳田虎雄名誉理事長の功績」についてご紹介させていただきました。鎌倉市に「湘南鎌倉病院」(のちに「湘南鎌倉総合病院」に改称)を設立することになったとき、地元医師会に〝了解〟をとるために奔走したというYさんは、「大変な思いをしました」と仰っていました。国立の工学系の大学を卒業され、真面目一筋で、生涯独身で通されたYさんは70歳代でお亡くなりになりました。

▶さて、お断りしなければならないことが1つあります。67〜70ぺージに《全身の様々な不調を緩和し、改善させる「小波津式神経筋無痛療法」 痛みを与えない施術で、トップアスリートや難治疾患を抱える患者をサポート》を掲載しましたが、これは本文でもお断りしましたように、VOL.54を再掲載したものです。VOL.54は発売してまもなく完売となり、その後も編集部宛電話やメールでお問い合わせが殺到しました。それで再掲載させていただいた次第です。

▶9月27日(金)の『毎日新聞』には、信じ難い記事が掲載されていました。「三つの捏造」が認定され、「袴田巌さん再審無罪」の判決が下ったというニュースです。これはよくよく考えてみれば、わかる話ではあります。実行犯が証拠を隠滅したいのであれば、味噌樽に着衣を入れるなどという浅はかなやり方ではなく、普通なら燃やすのではないでしょうか。
《判決は、発見経緯が不自然だとして捏造を認定。さらに袴田さんが「自白」した供述調書についても、袴田さんに肉体的・精神的苦痛を与えて供述を強制する、非人道的な取り調べにより獲得されたものだとし「実質的に捏造された」と批判した。》

▶袴田さんは、姉・秀子さんの大きな支えもあって、無罪を勝ち取りました。半世紀以上にわたる、苦闘の歴史でした。しかし、では一体、真犯人は今、どこで、何をしているのであろうか。

▶次号の特集では、標準治療に見放され、再発・転移がんに挑戦した方々の体験記をご紹介させていただきます。(VOL.55)

(基)

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[創刊3周年記念号(vol.13)]掲載

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緩和ケア病棟入院料届出受理施設一覧



資料提供:日本ホスピス緩和ケア協会 http://www.hpcj.org/list/relist.html

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先進医療を実施している医療機関の一覧表

(出所:厚生労働省ホームページより「がん医療」関連に限定して転載)

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